園に持参する白ご飯が食べきれない子どもに試したい家庭での方法
お迎えに行くと「白ご飯残しています。」と担任の先生から言われたことありませんか。せっかく用意した白ご飯の残ったお弁当箱を見ると残念ですし、子どもがお腹を空かせていないか心配になりますよね。
自治体によって違いますが、3歳から白ご飯を家庭からほぼ毎日持参してもらう園は多くあります。これは、主食にかかる費用が国からは補助されないのが理由なのだとか。
そこで今回は園で白ご飯を食べきれない子どもに試したい家庭での方法についてご紹介します。保護者の方が無理のない程度に家庭で試してみてあげてください。
持参する白ご飯の量を見直してみる
キッチンスケールがあれば、持参している白ご飯の量を1度調べてみてください。
お弁当箱の大きさによっては、詰めていた白ご飯の量が自宅で完食できている量よりも多かったなんてこともありますよ。
ご飯の詰め方をふわっとさせる
自宅では温かい白ご飯が提供できます。しかし給食のときには朝に詰めた白ご飯は冷めて、表面が少し硬くなっていることもあるでしょう。
ご飯はなるべくふわっと詰めるようにして、冷めてもお箸やスプーンが入りやすいようにします。そうすればいつもと同じ白ご飯の量でも食が進む子どももいますよ。
朝ごはんの時間を早めてみる
午後からお昼寝がある場合は、早めの昼食時間を設けている園が多いです。
朝ごはんの開始時刻を少し早めて昼食までにお腹が空くようにするのも1つの方法。
朝ごはんを早くすると起床時刻が早くなるなど、タイムスケジュールが変わってきます。無理のない程度に早めてみてくださいね。
お弁当箱やお箸などは子どもが自分で使えるものにする
“今、この子が自分でできる”を優先して楽しく食事をしてもらい、白ご飯を無理なく食べきってもらうための1つの方法です。例えばパッキン付きのお弁当箱だと、簡単な動作ですがまだ力の弱い子どもには開けるのが困難かもしれません。
自分には「できない」・「難しい」となると、食事の時間が「楽しくない」・「食べたくない」につながってしまうことも。これでは、白ご飯を食べきってもらうことは難しいでしょう。
「白ご飯を入れるお弁当箱は自分で蓋の開閉ができるタッパータイプに変えてみる」・「お箸はいつも自宅で使っている補助付きのお箸を持たせる」などの対策をとってあげてみてください。
担任の先生によっては、補助付きのお箸には反対する場合があります。持ち物を変えたいときは、先に相談をかけておいた方が良いと思います。
保護者としては周りの子どもと同じような物を持たせてあげたい気持ちがありますが、子どもの成長をみながらお箸やパッキン付きのお弁当箱などは自宅で少しずつ練習してから持たせるようにしたいですね。
参考
関連するSNSのコメント